情報公開請求で入手した暗号資産の税務調査資料です。

鳴門税務署の個人課税部門が保管している資料です。「令和5年分 個人カード・営庶業用」と情報技術専門官(情報技術関連の調査等を専門にする調査官)から受領したと推察される「暗号資産の選定資料」(のサンプル)です。

これらに基づいて、税務調査の必要性を判定しているのでしょう。

個人に関する情報が満載なので、大部分が黒塗りです。

まだまだ暗号資産の税務調査に関する法的な議論は発展途上ですが、個人的には、暗号資産の税務調査がどのように行われているか、現状どのレベルなのか、国民は理解しておいた方がよいと考えています。

いずれにしても、期限までに、適正な税額を申告し、納税するようにしましょう。

なお、個人的には、暗号資産の損益計算について検討するようになってから、「正確な損益」、「正確な税額」という表現が使いづらくなっています。この点もいつか見解を公表したいと思います。